お金を借りるのによく利用されている金融機関は主に「
銀行」、貸金業者の「
消費者金融(ノンバンク系)」「信販会社(ノンバンク系)」「クレジットカード会社(ノンバンク系)」があります。
これまで一度もローンを利用したことがに人は何も知らないとトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、まず最初に最低限の特性やリスク、法律を知っておこう!
多くの方にとって銀行は信頼できる金融機関なので安心して利用できるでしょう。
一方、貸金業者の数も多く中にはあまり聞きなれない会社も存在することから利用するのを躊躇することもあるかと思いますので疑問や不安を解消しておきましょう。
銀行のローンは「
銀行法」を遵守して営業していますが、貸金業を営むにもルールが決められています。
法律で定められている「
貸金業法」を厳守する必要があり、違反すると刑事責任を受けることになります。
少し貸金業法の中身を紹介させていただきますと、
■利息制限法と出資法で上限金利(貸付額に応じ15%〜20%)と決められている。
■基本的に年収を証明する書類が必要。
※「50万円以上の金額」または「他貸金業者を含めて合計がの借入額が100万円を超える」など。
■個人を対象に年収の3分の1を超える融資は不可の総量規制。
※総量規制外の「例外貸付け」「除外貸付け」については、
総量規制の「除外貸付け」に分類される契約 - 日本貸金業をご覧になってください。
このように、個人の借り過ぎ・貸金業者が貸し過ぎを防ぐため様々な法律が定められていることから、金融機関からお金を借りるには厳格な審査が行わます。
※さらに法律の内容を詳しく知りいたい人は参考にしたリンク先(本項最下部)の法律をご覧になってください。
このようなことから、安全に利用するためにはご紹介しました貸金業法を守っていない、「審査なし」「ブラック可」「100%融資」など甘い言葉で勧誘してくる悪徳業者には注意する必要があります。
ですが、悪質な業者かどうか見分ける方法が難しいと感じる人もいるかもしれません。
安全な貸金業者かどうかを見極める方法は金融庁が提供している「
登録貸金業者情報検索サービス」に登録されている正規の業者であるか確認を行うのが基本です。
ただしすべての登録業者が100%安全とは言いきれませんので、合わせて興味がある貸金業者の口コミ・評判も必ずチェックすることをおすすめします。
法令による規制を行っていますが、悪徳会社も存在するのは事実ですのでSNSなどで募集している個人間での融資、違法な業者(ヤミ金)といった怪しい業者は絶対に利用してはいけません!
この項をおさらいすると、国民が安心して借入できるように、銀行には「銀行法」、貸金業に者は「貸金業法」が法令で定められている。また、利用者の保護を目的に独自の判断で自主規制を行ったりもしています。
参考:
e-Gov法令検索・
金融庁